「関数が覚えられない」「グラフを作るのに毎回時間がかかる」そんな悩みは、もう過去のものになりつつあります。Microsoft 365に組み込まれたAIアシスタント Copilot(コパイロット) を使えば、ふだんの言葉で指示するだけで、集計・数式作成・グラフ化・データ整形までExcelが自動でやってくれます。
この記事では、ブラウザで使う「Excel for the web(Web版)」 を前提に、2026年時点で使える最新のCopilot機能を、初心者でも今日から真似できる7つの使い方にまとめて、操作画面の流れに沿って解説します。
Excel Copilotの使い方7選
なぜWeb版がおすすめ?
インストール不要でブラウザだけで使え、ファイルは常にOneDrive上にあるため、デスクトップ版で必要だった「OneDriveに保存」「自動保存をオンにする」といった準備が最初から済んでいます。さらに、エージェントモードは実はWeb版が先行して提供されていた経緯もあり、最新機能を試しやすいのが特徴です。
インストール不要でブラウザだけで使え、ファイルは常にOneDrive上にあるため、デスクトップ版で必要だった「OneDriveに保存」「自動保存をオンにする」といった準備が最初から済んでいます。さらに、エージェントモードは実はWeb版が先行して提供されていた経緯もあり、最新機能を試しやすいのが特徴です。
Web版でCopilotを起動して質問する(基本操作)

表の何処かを選択して、【挿入】タブから【テーブル】をクリックして選択します。

すると、【テーブルの作成】ダイアルボックスが表示されます。【先頭行をテーブルの見出しとして使用する】にチェックを入れて【OK】ボタンを押します。

すると、表がテーブル化します。
表をテーブル化するメリットは下記の記事も併せてお読みください。


右下の【Copilot】ボタンをクリックします。

右側にパネルが表示され、Chatの入力欄が表示されます。
Copilot in Excelで何ができる?下記の記事も併せてお読みください。

データを集計・分析してインサイトを得る
Copilotの得意技が、表を読み取って傾向・外れ値・要約を自動で示してくれる データ分析 です。難しい関数を組まなくても、AIが勝手にポイントを見つけてくれます。
「この表から何が読み取れる?」

この様に入力して、緑の矢印ボタンを押します。

すると自動で【金額】と【達成率】を計算します。又、

この表から読み取れることの全体像・異常値・カテゴリー別の傾向などを記載してくれます。
売上が一番多い月を教えて

次はこの様に入力して緑の矢印を押します。

すると、K列とL列にこの様な集計をしてくれます。

数式を見ると、この様になっているので、確認してください。
データを集計・分析してインサイトを得る
Copilotの得意技が、表を読み取って傾向・外れ値・要約を自動で示してくれる データ分析 です。難しい関数を組まなくても、AIが勝手にポイントを見つけてくれます。
- 「カテゴリ別の売上合計を出して」
- 「売上が落ち込んでいる月とその要因を分析して」
- 「外れ値(異常に大きい・小さい値)があれば教えて」
この様に入力します。

そして、右下の緑の矢印を押します。

すると、Copilotが考えて動き出します。

すると、この様に、新しい列を追加して、外れ値、カテゴリー別に表示されます。

又、この様に集計してくれます。

右側のコパイロットウィンドウには、この様な表が表示され、とても分かりやすいです。

又、【判定の考え方】や【重要ポイント】も表示されます。
グラフ・ピボットテーブルを作る
グラフ作成も、メニューを探さずに一言で完了します。
月別売上の推移を折れ線グラフにして
カテゴリ別の構成比をドーナツグラフで見せて
地域ごとの売上を比較する棒グラフを作って

この様なカタチで入力します。

すると、Copilotは、月次売上の推移、カテゴリー別売上構成比、地域売上の比較表をこの様なカタチのグラフで表示してくれます。
たたき台を作ってくれるので、ここからグラフのカスタマイズをすることが出来ます。
データの整形・クレンジング(表記ゆれ・書式統一)
地味だけど時間を食う「データの整形・クレンジング」も任せられます。表記ゆれの統一や書式の整理を、その場で実行してくれます。

「『株式会社』と『(株)』の表記を統一して」
「日付の形式を YYYY/MM/DD にそろえて」
「空白セルに『未入力』と入れて」
「金額が大きい順に並べ替えて、上位を色付けして」

この様に入力して考えて貰います。

Copilotは別の列にこの様な、データのクレンジングをしてくれます。

右のCopilot作業ウィンドウに、どの様な操作をしたかの履歴まで残してくれます。

この様な家計簿があります。表をテーブルにして下記の、プロンプト例をコパイロットに操作して貰います。
「家賃・光熱費・食費・交通費などの費目を含む月次の家計簿で、予算オーバーかどうかを条件付き書式とデータバーで示して。さらに予算と実績を比較するドーナツグラフの概要セクションも追加して。」

すると、この様なダッシュボードを作成してくれます。
まとめ:まずは「質問」から始めよう
もう一つの新機能が COPILOT関数。セルに =COPILOT(…) と入力するだけで、AIの回答を直接セルに表示できます。表計算とAIが完全に一体化したイメージです。
今回紹介した7つの使い方をおさらいします。
- Web版でCopilotを起動して質問する(基本操作)
- データを集計・分析してインサイトを得る
- 数式を自動生成する
- グラフ・ピボットテーブルを作る
- データの整形・クリーニング
- エージェントモードで複数作業を一括実行
いきなり全部使いこなす必要はありません。まずは 使い方①の「質問する」 から試して、慣れてきたら数式やグラフ、エージェントモードへとステップアップしていきましょう。関数を暗記する時代から、「やりたいことを言葉で伝える」時代へ。今日からあなたの作業時間は大きく変わります。
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