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【Excel】連番を振る関数をご紹介

Excelの関数を使用すると、ナンバリングをする事が出来ます。ここでは、関数を使って、ナンバリングする関数をご紹介します。

紹介記事の人物
橋本 由夏(はしもと ゆか)
Excelの作家(主に、フリーランスとして活動しています。)
著書:Excel厳選テクニック本を出版
職 業:Excel作家、ExcelのYouTuber、Excel・Wordの講演
出身地:熊本県
経 歴:民間、パソコンインストラクター、公的機関で勤務経験あり

目次

オートフィルで連番を作成

連番を振る方法で、【オートフィル】があります。セルをドラッグする方法【フィル】からの連続データ作成方法と2つがあり、データが少ない場合時はセルをドラックする方法が、多い場合には【フィル】が向いています。

セルをドラックする方法

上記の様に、【1】【2】と連番を振ります。

【D3】~【D4】セルをドラックして、矢印のところにマウスポインターを置くと、マウスポインターが十字架になるので、その状態になったら、下へドラックします。

すると、このように連番が作成出来ます。

フィル

Excelの【フィル】使い連続したデータを作成して、連番を振る方法をご紹介します。

①【B3】セルをアクティブセルにして【1】と入力します。
②【ホーム】タブをクリックします。
③【フィル▼】から【連続データの作成】をクリックします。

すると【連続データ】のダイアルボックスが表示されます。
④【列】をクリックします。
⑤【停止置】を【50】と入力します。

すると【1】~【50】の連番が作成出来ます。

四則演算を使用

①【B4】セルをアクティブセルにします。
②【数式】バーに【B3+1】と入力します。※【B3】セルはクリックして選択

すると、2と入力されます。【B3】を選択して、右下にマウスポインターを置くと、マウスポインターが十字架になるので、その状態で【ダブルクリック】をします。

すると上記の様に連続ナンバーが入力されます。

ROW関数を使用して連続データを作成

row関数の求め方

=ROW(範囲)

ROW関数では、()に引数を入力はしないで【=ROW()】と省略出来ます。
範囲を省略した場合には、数式を入力したセルの行番号が返されます。

ROW関数では、複数の範囲を指定出来ないです。
例えば、【A1】と【A5】を同時に指定することが出来ず、1つの連続した範囲として【A1:A5】のように指定する必要があります。

ROW関数の便利な活用法

【ROW】関数は、行数が、そのまま引数として返される関数です。

その為、【ROW(3)】と入力してしまうと、入力するセルが、3として入力されてしまいます。
【1】からスタートされるには、参考①の行数を引く必要性があります。

上記のデータは、関数の上の2行目にありますので、【ROW()-2】と入力すると、1から連続データを作成する事が可能になります。すると、1と入力されます。【B3】を選択して、右下にマウスポインターを置くと、マウスポインターが十字架になるので、その状態で【ダブルクリック】をすると、連続データを作成する事が出来ます。

SEQUENCE関数を使って連番を作成

Excel2021からSEQUENCE関数を使用できる様になりました。

引数
SEQUENCE(行,列,開始,目盛り)

指定した条件で連続した数値を作成

ここでは「=SEQUENCE(50)」と入力してから、A列に1~50の連番を入力出来ます。

まとめ

Excelで連番を振る時は、オートフィルを使用したりしますが、関数を使用して、連続データを作成すると、データを削除しても、連番が作成します。ぜひ、お試しください。

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