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【Excel上級者】がこっそり使うFILTER関数の裏技9選!データ抽出が劇的に変わる!

皆さん、普段データをフィルタリングするとき、どうしてますか?🤔

それ、正直めんどうですよね?新しい条件に変えるたびに、フィルターを解除して設定し直す必要があるし、複数の条件を使うと時間がかかる…💦

でも、大丈夫!FILTER関数を使えば、その手間がなくなります🔍

この記事を見れば、『ちょっと面倒だな』・・・と思いがちな抽出する複数の条件を、FILTER関数を使って、サクッと抽出することが出来ます。今日はFILTER関数の9選を、めちゃくちゃ分かりやすく説明しますね📋


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紹介記事の人物
橋本 由夏(はしもと ゆか)
Excelの作家(主に、フリーランスとして活動しています。)
著書:Excel厳選テクニック本を出版 コチラから本が見れます
職 業:Excel作家、ExcelのYouTuber、Excel・Wordの講演
出身地:熊本県
経 歴:民間、パソコンインストラクター、公的機関で勤務経験あり

目次

FILTER関数の裏技9選!データ抽出が劇的に変わる!

フィルター関数の基本を押さえよう

この関数、使えるのは Microsoft 365 と Excel 2021 だけです。
なので、もし 古いバージョンのExcel を使っている場合は、アップデートを検討してみてくださいね!

では、実際にどんな感じで使うのか、簡単な例で見てみましょう!

1つの条件でデータを抽出する方法

例えば、こんなデータがあるとします。

ここで、「ソフトウェア開発課」のデータだけ取り出したい! ってとき、普通なら「フィルター」機能を使いますよね?
でも、FILTER関数なら、一瞬 でできます!

セルにこんな感じで入力します。

関数

=FILTER(A2:E18,B2:B18=G2)

この関数の意味は…
第1引数(配列): どのデータを抽出するか(この場合、A2:E18のデータ)
第2引数(条件): 何を基準にフィルタリングするか(「G2セルが”ソフトウェア開発課”と一致する」)

エンターを押すと、ほら!
「ソフトウェア開発課」のデータだけが 自動で表示 されます!

そして… この状態で条件を変えれば、自動で更新される んです!
すごくないですか?💡

FILTER関数をもっと便利に使うテクニック

✅ 条件に該当しないデータがあるとき
もし、条件に当てはまるデータが 1つもなかったら どうなるでしょう?

試しに「営業三課」と入力すると…


❌ エラー が出ます。

これを防ぐには、フィルター関数の 第3引数 を使います!

関数

=FILTER(A2:E18,B2:B18=G2, “該当データなし”)

これで、「営業三課」のデータがないときは 「該当データなし」 って表示されます!
めちゃくちゃ親切ですよね✨

FILTER関数をもっと活用しよう!

✅ 複数の条件でフィルタリング(AND条件)

「総務」 かつ 「30歳以上のデータ」 を抽出したいときは、こう書きます👇

関数

=FILTER(A2:E18, (B2:B18=”総務課”) * (E2:E18>=30), “該当なし”)

ポイント
💡 AND(かつ) の条件を作るときは、「*(アスタリスク)」を使いましょう!

✅ OR条件(どちらかを満たせばOK)

「総務課」 または 「30以上のデータ」 を取得したい場合は…

関数

=FILTER(A2:E18, (B2:B18=”総務課”) + (E2:E18>=30), “該当なし”)

ここでは、「+(プラス)」 を使っています。
💡 OR(または) の条件を作るときは、「+(プラス)」を使いましょう!

データを追加しても自動更新する

データを追加しても、自動で反映されるようにしたいですよね?
そんなときは、 テーブル機能 を活用しましょう!

▼ テーブル化の手順

  1. データ範囲を選択 する
  2. Ctrl + T を押して「テーブルとして書式設定」
  3. OKをクリック すれば完了!

この状態でフィルター関数を使えば、
新しいデータを追加しても、ちゃんとフィルターが適用される!

これで、いちいち手動で更新しなくてもOKです✨

FILTER関数のロジック

📌 抽出したいデータ

FILTER関数で絞り出した、結果を年齢順に並び変えます。
その場合 SORT関数を使用します。

▼ テーブル化の手順

データ範囲を選択 する
Ctrl + T を押して「テーブルとして書式設定」
OKをクリック すれば完了!

この状態でフィルター関数を使えば、
新しいデータを追加しても、ちゃんとフィルターが適用される!

するとこの様になります。

抽出条件にプルダウンリストを作成します。UNIQUE関数で、重複しない値を抽出して、プルダウンリストを作成しました。詳しくは、YouTubeの動画で動作確認を見てください。性別も同じです。

OR条件 復習

抽出条件は、【総務課】カツ【女】で抽出します。

数式

=FILTER(テーブル1,(テーブル1[部署]=H3)*(テーブル1[性別]=H4),”該当ナシ”)

カツはアンド条件の場合はアスタリスク(*)を入力します。条件のあるセルを選びます。

すると、この様に、条件が絞れます。

カツ 又はの条件(復習)

数式

=FILTER(テーブル1,(テーブル1[部署]=H3)+(テーブル1[性別]=H4),”該当ナシ”)

または、OR条件は、アスタリスクを消して プラスと書きます。すると部署又は、性別が抽出されます。

何故、* +なのか?

何故、* +なのか?そのロジックを解いていきたいと思います。

上記の様に数式を拡張バーで拡張させ 数式バーで改行をします。

性別でフィルタをかけているところを選びます。
この状態でキーボードのF9キーを押します。

一番上から、男性だからTRUE 次に女性でFALSEと言う風に並んでます。
大事な事は、TRUE=1 FALSE=0と言う事を表します。

一人目は、1×1=1 二人目は、0×0=0 三人目は 1×0=0 と言う風になります。

掛け算の結果を表す

この状態を確認したうえで、

この様に選んだ状態でF9を押します。

次は、数字で表れます。掛け算した結果です。1の場合が該当する結果です。

又は ORの場合も一緒です。

SORT関数を使って、年齢順に並び変え

FILTER関数で絞り出した、結果を年齢に並び変えます。
その場合 SORT関数を使用します。

数式

=SORT(FILTER(テーブル1,(テーブル1[部署]=H3)*(テーブル1[性別]=H4),”該当ナシ”),5,1)

SORT関数を追加して、並び替えのインデックスを入力します。この場合、5列目に、年齢があるので、5と入力します。

並び替えのインデックスは、昇順なので、1が昇順 2が降順となっていますので、今回は1を選択します。

すると年齢順に並び変えられます。

Microsoft 365限定!ELEGIRCOLS関数(CHOOSECOLS関数)

Microsoft 365を使っているなら、(CHOOSECOLS) を使うともっと簡単にできます!

この様な表があり、

数式

=CHOOSECOLS(FILTER(テーブル2, テーブル2[年齢]>25), 2, 4, 5)

FILTER(テーブル2, テーブル2[年齢]>25) → 年齢が25歳以上のデータを取得CHOOSECOLS関数で 2, 4, 5番目の列を選択

  • 2(名前)、4(職業)、5(年収) のみを抽出します。

この方法は、離れたセルを抽出出来るので、直感的に使えます!CHOOSECOLS関数と組み合わせるととても便利ですね。

まとめ

フィルター関数、どうでしたか?
めちゃくちゃ便利ですよね✨

📌 ポイントおさらい基本の使い方=FILTER(範囲, 条件, "該当データなし")
AND条件*(アスタリスク) を使う
OR条件+(プラス) を使う
テーブル化 するとデータ追加時も自動更新!
CHOOSECOLS関数 で順番も自由自在!(Microsoft 365限定)

「めっちゃ使える!」と思ったら、
ぜひ試してみてくださいね! 🎉

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!👋

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