こんにちは!今回は 「上級者だけがこっそり使っているExcelの裏技9選」 をご紹介します!
📌 こんな経験ありませんか? 「作業が終わらない…」「自分にはExcel操作は向いていないのかも…」
実は、習慣や工夫次第で大きく変わるんです! ポイントは ちょっとした知識とコツを持っているかどうかだけなんです。
この記事では、上級者が使う 即実践できるテクニック を9個紹介! 仕事の効率が グンと上がる ので、ぜひ最後までご覧ください✨
💡 さらに!
私は 「Excel厳選テクニック」 という本も出版しています。
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では、早速始めていきましょう!

紹介記事の人物
橋本 由夏(はしもと ゆか)
Excelの作家(主に、フリーランスとして活動しています。)
著書:Excel厳選テクニック本を出版 コチラから本が見れます
職 業:Excel作家、ExcelのYouTuber、Excel・Wordの講演
出身地:熊本県
経 歴:民間、パソコンインストラクター、公的機関で勤務経験あり
【Excel】上級者だけが知っている裏技9選|作業効率UP
表内の数式を高速削除
Excelで、関数が入力されているセルと直接数値が入力されているセルが混在している場合、関数部分を残しつつ直接入力の数値だけを削除したシートを作成したいことがあります。
このようなファイルを再利用したいときに、


前回入力しているデータは削除しておかないとミスの原因にもなります。
数式が入っているセルは残しておきたい。


愛媛支店の合計は、4月~9月までを参照していて、
4月の合計は、四国支店合計、九州支店合計を参照しています。


そんな時に、式や関数をそのまま残して、数値だけを一気にクリアする方法が有ります。
小規模な表であれば手作業でも可能ですが、大量のデータの場合、数値を手作業で消すのは時間がかかります。そこで、ショートカットを活用して効率的に作業を行う方法をご紹介します。
表全体を選択する
ショートカットキー Ctrl + A を押して、表全体を選択します。
直接入力されたセルのみを選択する
Ctrl + Shift + 「 を押す。


Ctrl + Shift + 「 を押すたび、選択する範囲が変わって、最後に該当するセルがありませんとなります。
これは、選ばれている範囲から、参照先が、どんどん小さい方向に進んでます。


最後に、【該当するセルがみつかりません】というメッセージボックスが表示されます。
これにより、関数が含まれるセルを除外し、直接入力された数値のみを選択できます。
選択された数値を削除されます。


Delete キーを押して、直接入力された数値だけを削除します。
又、Ctrl + Shift + 」では、「数式の結果を表示する」ためのショートカットキーです。


このショートカットを押すと、数式が入力されているセルの値(計算結果)を表示します。
行(列)入れ替え
Excelを使用してデータを整理する際に、列や行の順番を変更したいことがあります。例えば、データの視認性を向上させるために特定の情報を前後に移動したり、分析しやすい形に整えたりすることが求められます。本記事では、スムーズに列や行を入れ替える方法を詳しく解説します。
列を入れ替える方法


この様な顧客別一覧表があります。
「顧客名」と「商品名」の列を入れ替えたい場合、まず「商品名」の列を選択します。
選択した列の境界線にマウスカーソルを合わせると、黒い上下の矢印が表示されます。
【Shift】キーを押しながらドラッグ
- 【Shift】キーを押しながら列を移動すると、間に差し込むようなマークが表示されます。
- この状態でマウスを離すと、選択した列が指定した位置に移動し、元の位置にあった列がスライドして並び替えられます。
これは、全ての列、行でも操作出来ます。業も同じやり方です。
この行や列の入れ替えも頻繁に行う操作だと思うので、覚えておくと便利な機能です。
又、【Ctrl】キーを押しながら、ドラックすると、列ごとコピーが出来ます。列ごとコピーする操作と、列を入れ替える操作を両方覚えておくと、作業効率がUPします。
入力ミスを減らす
上記の記事で具体的な解説をしておりますので、ご確認くださいね~ コチラは、さくさく入力できるという意味ではなく、正確に入力する事に強みがありますね!
Excelでセル結合を解除した後の空白セルにデータを埋める方法
Excelでは「セルの結合」を使うと、表のレイアウトが整って見やすくなります。しかし、データ処理の面では複数の問題を引き起こすことがあります。たとえば、ソートやフィルターが正常に機能しなくなる、VLOOKUP関数などのデータ検索ができなくなる、または結合を解除した際にデータが一部欠落する可能性がある、などのリスクがあります。


・データが1つのセルにまとまってしまい、他の操作(ソートやフィルター)が正常に動作しない
・セル結合を解除すると、左上のセルにしかデータが残らず、それ以外のセルが空白になる
・手作業で空白セルを埋めるのはミスが発生しやすく、時間がかかる
そこで、Excelの「ジャンプ機能」と「一括入力」を活用し、効率的にデータを埋める方法を紹介します。
セル結合を解除した後、空白セルに「上のセルと同じ値」を自動で入力し、その後、数式を値に変換する流れになります。
① 表全体を選択する
まず、データ範囲全体を選択します。
Ctrl + A
これで表全体が選択出来ます。
② 空白セルのみを選択
次に、空白のセルだけを選択します。
- Ctrl + G を押す(ジャンプ機能を開く)
- 「セル選択」ボタンをクリック
- 「空白セル」を選択して OK を押す
- 空白のセルのみが選択された状態になります。
③ 上のセルの値をコピー(数式入力)
- 「=」を入力し、上のセルをクリック
- Ctrl + Enter を押す
- 通常のEnterだと1つのセルにしか数式が入らないが、Ctrl + Enter を押すと、選択範囲のすべてのセルに一括で数式が入る
- これにより、空白セルがすべて「1つ上のセルの値」と同じになる
④ 数式を値に変換
このままだとセル内に数式が入った状態なので、値に変換しておく。
- Ctrl + Shift + ↓(下矢印キー)を押して列全体を選択
- Ctrl + C(コピー)
- Shift + V(値貼り付け)を実行
- または、右クリック → 「値のみ貼り付け」でもOK
これで、数式ではなく実際の値がセルに入った状態になります。
この方法のメリット
- 手動で1つずつコピーしなくていい
- ミスがなくなる
- 一瞬で処理が完了する
Excelの編集機能「F2キー」
条件付き書式の編集時の問題
以下の表では、条件付き書式を使用して値が異なるセルを自動で色付けしています。


この条件を変更したい場合、「条件付き書式ルールの管理」から設定を編集できます。


【ルールの管理】から


【条件付き書式ルールの管理】ダイアルボックスが表示されます。上記をダブルクリックします。




しかし、数式を修正しようとして矢印キーを押すと、思いがけず別のセルが参照されてしまうことがあります。これは、Excelが「入力モード」になっているためです。この状態では、矢印キーを押すとセルの参照先が変わるため、思うように編集できません。
F2キーで「編集モード」に切り替える


ここで「F2キー」を押すと、Excelは「編集モード」に切り替わります。「編集モード」では、矢印キーを使って数式内のカーソルを移動できるようになります。例えば、条件付き書式の数式で「D2」を「C2」に変更したい場合、F2キーを押してからカーソルを移動すると、スムーズに編集できます。


F2キーは関数の編集にも役立ちます。
例えば、「入力達成率」というセルに数式を入力しようとした場合、最初に「=」を入力すると、Excelは「入力モード」になります。この状態では、矢印キーを押すとセルの参照先が移動します。しかし、編集したい部分を修正するには、「F2キー」を押して「編集モード」に切り替えることで、矢印キーを使って数式の中を移動できるようになります。
また、数式の一部だけを削除したいときにも「F2キー」が便利です。「編集モード」であれば、不要な部分を削除して修正が可能になります。
・条件付き書式の数式編集がスムーズになる
・関数の修正時にカーソルを自在に移動できる
・必要な部分のみ削除・変更が可能
Excelの画面左下に表示される「入力」や「編集」の表示を意識しながら、適切にF2キーを活用してみてください!
Excelの計算式を守る!セルの編集制限
Excelでは、数字を手で入力するだけでなく、「計算式」や「関数」を使って自動で計算できる便利な機能があります。でも、大事な計算式が入っているセルをまちがえて消したり、変えたりしてしまうと、正しい計算ができなくなってしまいます。
そこで、計算式が入ったセルを編集できないようにする 方法を紹介します!これを使えば、まちがって消してしまう心配がなくなります。


1. 編集を許可するセル範囲を選択する
① すべてのセルのロックを解除する
- 左上の「すべて選択ボタン」(A列~E列)をクリックします。
このデータは、どんどん下に、データが進んでいく可能性があるので、列選択で、セルが編集できる状態にしておきます。
後は、下記のブログを参照してください。
Excelの関数や計算式が入ったセルは、大切な計算結果を守るために編集できないようにしておくことが重要です。
編集できるセル範囲を決め、それ以外のセルをロックすることで、誤って変更されるリスクを防げます。
この設定を活用して、Excelをより安全かつ効率的に使いこなしましょう!
複数セルの選択
Ctrlキーを押して、クリックすると、複数セルが選択出来ますが、Ctrlキーから手を放すと、元の状態に戻ってしまいます。これは、手元の資料を見ながら操作していると、よくありがちで悲しい結果になってしまいます。
具体的には、コチラの記事を参考にしてください。


可視セルだけコピー&ペースト
コチラの記事を参考にしてください。
印刷パターンを登録
コチラの記事を参考にしてください。
まとめ
「どうでしたか?思ったより簡単でしたよね!今まで面倒だった作業も、サクサク進みそうな気がしてワクワクしてきませんか?
でも、ここでめちゃくちゃ大事なことがあります。
次の2つを絶対に意識してください!
1つ目は “記憶が新しいうちに、すぐ試す” こと!
学んだことをそのままにしておくと、すぐに忘れてしまいます。だから、今すぐやってみましょう!
2つ目は “丸暗記じゃなくて、意味を理解して使う” こと!
ただ覚えるだけじゃなく、「どうしてそうなるのか?」をしっかり考えて、実際に使ってみることが大事です。
この2つを意識するだけで、どんどんスキルが身について、作業がスムーズになりますよ!」
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