MOS(Microsoft Office Specialist)は、Microsoft Office製品(Excel、Word、PowerPointなど)の操作スキルを証明する資格です。特にExcel MOSは、Excelの高度な機能を使いこなせることを証明する資格で、このブログ記事では、ExcelのMOSの独学での勉強方法を解説していきます。
紹介記事の人物
橋本 由夏(はしもと ゆか)
Excelの作家(主に、フリーランスとして活動しています。)
著書:Excel厳選テクニック本を出版
職 業:Excel作家、ExcelのYouTuber、Excel・Wordの講演
出身地:熊本県
経 歴:民間、パソコンインストラクター、公的機関で勤務経験あり
MOSスペシャリスト資格とは?
Excel MOSの種類
- Excel MOS スペシャリスト(一般レベル):Excelの基本的な機能を習得していることを証明する資格です。グラフの作成、関数の使い方、データの並び替えやフィルタリングなど、基本的な操作が含まれます。
- Excel MOS エキスパート(上級レベル):より高度な機能を使いこなせることを証明する資格です。複雑な関数の組み合わせやピボットテーブル、マクロの使い方など、応用的なスキルが必要です。
MOS資格を取得するメリット
MOS資格を取得することで、日常の業務でのExcelの使い方がスムーズになり、業務効率が大幅に向上します。 特に、関数やピボットテーブルなどの応用機能を使いこなします。そのため、データ分析や報告書作成の時間を短縮することができます。
Excelのスキルは、あらゆる業種で必要とされる基本スキルです。MOSスペシャリスト資格を取得することで、Excelのスキルを全面的に証明でき、キャリアアップや転職活動において大きなアピールポイント特に、データ分析や経理、営業職などで高く評価されます。
資格を取得することで、自分のスキルに自信を持って業務に取り組めます。
試験形式
MOS Excel 365の試験は、実際のExcelを使用した実技試験です。試験は、与えられたタスクを制限時間内に正確に達成する形式で行われます。 、関数の使用、グラフの作成など、実務に即した問題が出てきます。
出題範囲
MOS Excel 365試験の出題範囲は、Excelの基本操作から応用機能まで多岐にわたります。以下は、主な出題範囲です。
- データの入力と管理:セルへのデータ入力、コピー、貼り付け、セルの書式設定などの基本操作。
- 関数の使い方:SUM、AVERAGE、IF、VLOOKUPなどの基本関数から、条件付き書式やデータの検証まで。
- データの分析:ピボットテーブルやピボットグラフの作成、データの並び替えとフィルタリング。
- グラフの作成:データを視覚的に表現するためのグラフの作成と編集。
- マクロの使用(エキスパートのみ):繰り返しの操作を自動化するためのマクロの作成と編集。
合格基準
合格基準は、試験の難易度や受験のスキルレベルによって異なりますが、一般的には700~800点の得点が必要です。試験以上は1000点満点で、問題ごとに設定されますた得点を積み上げていく形です。
MOS公式ホームページによると
1000点満点で550点~850点の範囲が目安となります(科目によってはこの範囲に当てはまらないものもあります)。合格点は試験問題の更新などにより変動することがあります。
MOS公式サイト 試験全般に関するよくあるご質問
基礎をマスターする為の動画
2024年最新【Excel】MOS365(一般)のMOS試験対策に向けて、YouTube動画も公開しています。
この動画では、基礎をマスターできる動画構成になっています。タイピング以外操作内容を知らない方でも大丈夫です。又、コチラの動画のExcelファイルは概要欄からダウンロード出来ます。動画を見るだけではなく、一緒に資料をダウンロードして、作業をすることで試験対策の効率がUPします。
◆Excel MOS365 chapter1
ワークシートの管①
0:01:17中央揃え
0:02:12セルを結合して中央揃え
0:03:24インデント
0:04:16均等割り付けインデント
0:05:32折り返して全体を表示
0:06:41罫線
0:07:11セルの塗りつぶし
0:08:01行の削除
0:08:22並び替え
0:09:49列幅の調整
0:12:01行の高さの調整
0:12:42行の非表示
0:13:06ワークシートの変更
0:13:46ワークシートのコピー
0:14:20検索・置換
0:17:52数式の検索
0:18:53検索・置換2
◆Excel MOS365 chapter2
ワークシートの管②
0:20:25表示形式
0:22:47ハイパーリンク
0:24:52コピー
0:25:49書式のコピー
0:27:07セルのスタイル
◆Excel MOS365 chapter3
〜〜〜書式〜〜〜
0:28:19条件付き書式
0:30:21条件付き書式のクリア
0:31:21条件付き書式の上位・下位ルール
0:32:16条件付き書式のルールの管理
0:33:28データーバー
0:34:23カラースケール
0:35:00アイコンセット
◆Excel MOS365 chapter4
0:37:19スパークライングラフ
◆Excel MOS365 chapter5
〜〜〜テーブル機能〜〜〜
0:41:15テーブルの概論
0:42:17テーブルの作成方法
0:45:28テーブルの新規データの入力
0:46:21データの抽出
0:51:14テーブルスタイルのオプション
0:53:03行・列の追加削除
0:54:17重複したデータの削除
0:55:20テーブル機能の削除
◆Excel MOS365 chapter6
〜〜〜名前の定義〜〜〜
0:56:17入力した名前の定義の変更・確認
0:58:19名前の定義の削除
0:59:02名前の定義一括作成
1:00:04名前の定義で計算
◆Excel MOS365 chapter7
〜〜様々な印刷設定〜
1:00:37印刷設定の確認
1:05:05印刷設定の拡大・縮小
1:05:58範囲を指定してからの印刷
1:06:47印刷設定のクリア
1:07:49印刷設定のクリアヘッダーとフッター
1:14:17横向き印刷・余白の設定
1:15:37改ページプレビュー
1:17:29印刷タイトル行の設定
◆Excel MOS365 chapter8
様々なデータの取得法
1:18:58テキストファイルのインポート
◆Excel MOS365 chapter9
絶対参照・相対参照・複合参照〜
1:22:16相対参照
1:24:05絶対参照
◆Excel MOS365 chapter10
〜〜〜関数〜〜〜
1:29:28 SUM関数
1:30:23 AVERAGE関数
1:30:57 MAX関数
1:31:36 MIN関数
1:32:12 COUNT関数
1:32:51 COUNTBLANK関数
1:34:10 IF関数
1:37:48 LEFT関数
1:39:10 MID関数
1:40:11 RIGHT関数
1:41:06 TEXTJOIN関数
1:43:42 CONCAT関数
1:45:06 UPPER関数
1:46:07 LOWER関数
1:47:08ネスト
1:49:37スピル機能
1:53:11 UNIQUE関数
1:54:25 SORT関数
1:57:50 RANDBETWEEN関数
1:59:32 SEQUENCE関数
2:03:17数式の中で構造化参照を使用
◆Excel MOS365 chapter11
〜〜〜グラフ作成〜〜〜
2:10:39基本のグラフ作成
2:11:28グラフの移動
2:11:50グラフの選択
2:13:19グラフタイトルの変更
2:13:55グラフの要素
2:20:15レイアウトの変更
2:16:10円グラフの挿入
2:18:29レイアウト変更
2:19:00データラベルの変更
◆Excel MOS365 chapter12
2:20:50ウィンドウ枠の固定
基礎をマスターしてからのMOSの勉強方法
公式教材を活用する
MOS合格、おススメテキスト
MOSExcelの資格取得を目指す方に向けて、試験対策に特化したおすすめの本を紹介します。これらの本は、試験の合格に必要なスキルを効率的に習得できるように設計されています。それぞれの本の特徴と、どのように合格へ繋がるのかを詳しく解説します。
FOM出版 | MOS Excel 365&2019 対策テキスト&問題集
各問題には丁寧な解説が付いており、理解を深めることができます。特に、間違えやすいポイントや重要な操作について詳しく説明されています。解説を通じて、理解を深めることで、同じタイプの問題に対して自信を持って対応できるようになります。
試験範囲を網羅しており、基本操作から応用まで幅広くカバーしています。試験範囲をしっかりと学習することで、試験で出題されるすべての問題に対応できるようになります。
このテキストは、初心者から中級者向けに設計されており、基本的な操作から応用まで幅広くカバーしています。図解が豊富で、視覚的に理解しやすい構成になっています。基本操作の反復練習を通じて、確実にスキルを定着させることができるため、試験でのミスを減らすことができます。また、実際の試験問題に近い形式で問題が収録されており、試験の傾向を掴むのに最適です。
FOM出版 | MOS Excel 365&2019 Expert対策テキスト&問題集
添付のCD-ROMには、試験を徹底的に分析したオリジナルの模擬問題が5回分収録されています。模擬試験を繰り返し行うことで、試験形式に慣れることができます。模擬試験を繰り返し行うことで、試験本番でのパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。
模擬試験には自動採点プログラムが付いており、試験中でも各問題を採点することができます。間違えた問題がすぐにわかるため、効果的な学習が可能です。自動採点プログラムを活用することで、弱点を早期に発見し、効率的に克服することができます。不正解だった問題や付箋を付けた問題に再挑戦できる再挑戦モードが搭載されています。苦手な問題に繰り返し挑戦することで、弱点を徹底的に克服できます。
このテキストは、Excelの上級者向けに設計されており、実際の試験形式に沿った問題が豊富に収録されています。特に、実践的な問題を通じて、試験で求められるスキルを確実に身につけることができます。模擬試験が複数回分収録されており、実際の試験と同じ環境で練習することで、本番でのパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。また、解説も丁寧で、理解を深めることができます。
日経BP | MOS攻略問題集 Excel 365&2019
このテキストには、実際の試験問題に近い形式で問題が収録されて、試験の出題傾向を掴むことができます。
試験の形式に慣れることで、本番での緊張を軽減し、スムーズに問題を解くことができます。
模擬試験が複数回分収録されており、実際の試験と同じ環境で練習することができます。
模擬試験を繰り返し行うことで、試験本番でのパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。
このテキストは、実際の試験問題に近い形式で問題が収録されており、試験の傾向を掴むのに最適です。解説も丁寧で、理解を深めることができます。試験の出題傾向を把握することで、効率的に学習を進めることができ、試験本番での対応力を高めることができます。また、模擬試験が収録されているため、実際の試験と同じ環境で練習することができます。日経BPの「MOS攻略問題集 Excel 365&2019」は、試験対策に非常に有効なテキストです。しっかりと対策を行い、自信を持って試験に臨むことで、合格への道が開けます。
これらのテキストを活用して、しっかりと対策を行い、MOS Excelの資格取得を目指しましょう。各テキストは、それぞれのレベルや学習スタイルに合わせて選ぶことができるため、自分に最適な一冊を見つけて、効率的に学習を進めることが重要です。
MOS Excel 365とMOS Excel 365&2019 Expertの違い
Excel 365は基本的な操作を評価するのに対し、Excel 365&2019 Expertは高度な操作や分析スキルを評価します。
Excel 365は初心者から中級者向け、Excel 365&2019 Expertは中級者から上級者向けです。
Excel 365は基本的な機能の理解を重視し、Excel 365&2019 Expertは高度な機能の活用を重視します。
これらの違いを理解し、自分のスキルレベルや目標に合わせて適切な試験を選ぶことが重要です。どちらの試験も、Excelのスキルを証明するための有力な資格であり、キャリアアップに役立ちます。
まとめ
Excel MOSスペシャリスト資格は、ビジネスシーンでExcelを効果的に活用するためのスキルを証明する重要な資格です。この資格を取得することで、業務効率の向上やキャリアアップ、そして自分の成長を実感できるさらに、資格取得後も継続的にスキルアップを目指し、Excelを最大限に活用しましょう😊
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