Excelの新機能『チェックボックス』は、タスク管理やデータの可視化をさらに簡単にする便利なツールです。これまで面倒だった完了状況の管理や複雑なフラグ設定も、このチェックボックスを使えばクリックひとつで解決します。
シンプルな操作でリストの管理が快適になるだけでなく、条件付き書式や数式と組み合わせることで、より高度なデータ管理も実現します。
この記事では、チェックボックスの基本的な設定方法から、業務効率を格段に向上させる活用例までを詳しく解説します。Excel初心者の方にも、ベテランの方にも役立つ内容をお届けします!ぜひ最後までチェックしてくださいね。
紹介記事の人物
橋本 由夏(はしもと ゆか)
Excelの作家(主に、フリーランスとして活動しています。)
著書:Excel厳選テクニック本を出版コチラから購入出来ます。
職 業:Excel作家、ExcelのYouTuber、Excel・Wordの講演
出身地:熊本県
趣 味:Excelでどれだけ時短して、早く仕事が終わるかを追求する
経 歴:民間、パソコンインストラクター、公的機関で勤務経験あり
Excel新機能、チェックボックス
Excelで【挿入】タブを確認します。【チェックボックス】のボタンがあれば利用できる状態です。
新しい【チェックボックス】を挿入
【チェックボックス】を入れたい箇所を範囲選択して、【挿入】タブから【チェックボックス】をクリックします。
すると、範囲選択した箇所に【チェックボックス】が挿入されます。
1つの【チェックボックス】をクリックして、【数式】バーを確認すると、【FALSE】になっています。
【チェックボックス】をクリックすると【TRUE】(チェックON)となり、再度、クリックすると【FALSE】になります。
チェックボックスのONの数を数え、進捗率を出す
COUNTIF関数を使って【TRUE】を数えます。÷チェックボックスの数【/5】で進捗率が分かります。
現在、0.6になっています。
【進捗率】を範囲選択して、【ホーム】タブから、【数値】グループの【%】をクリックして、選択すると、
進捗率が分かります。
チェックボックスと書式を連動
条件付き書式を利用すれば、【チェックボックス】が100%の時は、書式をグレーアウトすることが出来ます。
条件付き書式を使用
【ホーム】タブをクリックして、【条件付き書式▼】から【新しいルール】をクリックして選択します。
すると、【新しい書式ルール】ダイアルボックスが表示されます。
【数式を使用して、書式設定するセルを決定】を選択し、【次の数式を満たす場合に値を書式設定】の数式を入力する箇所に、$H4=100%と入力します。100%の箇所をグレーアウトするために、書式をクリックします。
すると、【セルの書式設定】ダイアルボックスが表示されます。【塗りつぶし】タブから【グレー】を選択して【OK】ボタンを押します。
すると、進捗管理表の【100%】の箇所がグレーアウトします。
まとめ
チェックボックスの基本的な設定方法から、業務効率を格段に向上させる活用例までを詳しく解説しました。
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