Excelでデータを扱う際、「日付や数値が文字列として保存されて計算できない!」という経験はありませんか?使われている日付や数値を、Excelが計算可能な形式に瞬時に変換することができますちなみに、「2024/12/03」と表示される日付をそのまま値に変換したり、テキスト形式の数値を正確に扱えるようにすることが可能です。この記事では、VALUE関数の使い方を基礎から丁寧に解説し、実務で使える応用方法も紹介します。データ変換でお困りの方、必見です!
紹介記事の人物
橋本 由夏(はしもと ゆか)
Excelの作家(主に、フリーランスとして活動しています。)
著書:Excel厳選テクニック本を出版
職 業:Excel作家、ExcelのYouTuber、Excel・Wordの講演
出身地:熊本県
経 歴:民間、パソコンインストラクター、公的機関で勤務経験あり
VALUE関数の使い方|日付をシリアル値に変換、文字列を数値
書式の構成です
VALUE(文字列)
VALUE関数で文字列を数値に変換する
VALUE関数の引数ダイアログを使って、文字列や空白のセルを数値に変換する
数字の値が文字列か?数値かを、判断できない場合があります。
Excelは文字列はセル内で左寄せ、数値は右寄せです。又、セルの左上には緑の三角マークが付いて、エラーである可能性を示しています。
緑の三角マークが付いたセルを選択すると、黄色い逆三角が表示されます。コチラをクリックすると、【このセルにある数値が、テキスト形式か、またはアポストロフィで始まっています。】と表示されます。表示形式が文字列か?この右上の緑は、アポストロフィと言います。これは、文字列としてExcelに認識されてます。
文字列のセル範囲を一括で変換
数値に変換したいセル範囲をすべて選択して、セルの左上の【数値に変換する】を選択すると、一括修正が出来ます。
すると、数値に変換できます。又、緑のエラーエンジゲーターは消えます。
VALUE関数で文字列を数値に変換
VALUE関数で、文字列や空白のセルを数値に変換しましょう。
数式バーに
=VALUE(B6)
上記の関数を入力すると、1000円だけはエラー#VALUE!になります。
「1000円」は文字列として表示され、数値に変換されず、エラーがかえってきます。これでは、「1000円」を数値に変換するためには末尾の「円」をデリートで消す必要性があります。
VALUE関数とMID関数で数値を抽出
MID関数は、セルに入力されている文字列の途中から指定した文字数を取り出せる関数です。
まとめ
この記事では、VALUE関数の使い方を基礎から丁寧に解説し、実務で使える応用方法も紹介します。データ変換でお困りの方、必見です!
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