「社内の問い合わせ対応をAIに任せたい」
「大量のマニュアルから必要な情報をすぐに探したい」
「Microsoft 365とAIを組み合わせて業務を効率化したい」
このような場合に注目したいのが、MicrosoftのCopilot Studio(コパイロット スタジオ)です。
Copilot Studioを使うと、会社のマニュアルやWebサイト、社内情報などを参照しながら回答する自社専用のAIエージェントを作成できます。
しかも、専門的なプログラミングだけに頼らず、自然な文章で「どんなAIを作りたいのか」を指示しながら構築できます。
MicrosoftはCopilot Studioを、AIエージェントとワークフローを構築・管理するためのグラフィカルなローコード環境として提供しています。
この記事では、Copilot Studioを初めて使う方を対象に、
「社内の質問に回答してくれるAIエージェント」
を作成する流れを、取扱説明書のように順番に解説します。
- Copilot Studioとは何か
- Microsoft 365 Copilotとの違い
- AIエージェントとは何か
- Copilot Studioでできること
- エージェントを作成する基本手順
- 社内資料をナレッジとして登録する方法
- AIへの指示文の作り方
- エージェントをテストする方法
- Teamsなどで利用するまでの流れ
- 会社で導入するときの注意点
- Copilot Studioの料金の考え方
※Copilot Studioは機能更新が頻繁に行われています。2026年8月現在、新しいエージェント体験やハーネスによって画面名称・使用できる機能が異なる場合があります。この記事では、初めて利用する方が全体の流れを理解できるように説明しています。
Copilot Studioとは?
まずは「Copilot Studioとは何なのか」を理解しておきましょう。
Copilot Studioをひと言で表すと、
会社や業務に合わせたAIエージェントを作るためのツールです。
Microsoft公式では、Copilot Studioを「AI搭載のエージェントやワークフローを構築・管理するためのグラフィカルなローコードスタジオ」と説明しています。
難しく感じるかもしれませんが、イメージとしては、
「自社専用のAI担当者を作る」
と考えると分かりやすいです。
例えば、総務部には次のような質問が繰り返し届くことがあります。
- 有給休暇はどこから申請するの?
- 経費精算はいつまで?
- 出張申請はどうすればいい?
- パソコンを交換したい場合は?
- 社内規程はどこにある?
- 勤怠を修正したい場合は?
担当者がその都度回答すると、それだけで時間がかかります。
そこでCopilot Studioを使って、
「総務問い合わせAI」を作っておきます。社員がAIに、「有給休暇の申請方法を教えて」と入力すると、社内マニュアルなどを参照しながら回答してくれる仕組みを作れます。
Copilot Studioのポイント
Copilot Studioは「質問に答えるAI」だけを作るものではありません。
現在は、
- 質問を理解する
- → 情報を探す
- → 必要な処理を判断する
- → ツールやワークフローを使う
- → 結果を返す
といった、一連の業務処理を行うAIエージェントを構築するためのプラットフォームへ進化しています。
Microsoft 365 CopilotとCopilot Studioの違い
「Copilot StudioとMicrosoft 365 Copilotは何が違うの?」という疑問を持つ方も多いと思います。
簡単に整理すると、役割が異なります。
| 比較項目 | Microsoft 365 Copilot | Copilot Studio |
| 主な目的 | 個人の仕事をAIで支援 | 業務用AIエージェントを構築 |
| Word | 文書作成・要約など | 基本的にエージェント作成側 |
| Excel | 分析・数式・データ活用など | 業務データとの連携など |
| PowerPoint | プレゼン作成支援 | AIエージェント構築 |
| Outlook | メール作成・要約 | 業務プロセスとの連携 |
| Teams | 会議・チャット支援 | 作成したエージェントを展開可能 |
| 独自データ利用 | Microsoft 365を中心に活用 | 独自ナレッジを設定可能 |
| 業務自動化 | 個人業務の支援が中心 | ワークフローまで構築可能 |
覚え方としては、
Microsoft 365 Copilot
=自分の仕事を手伝ってもらうAI
Copilot Studio
=会社の仕事を手伝うAIを作る場所
と考えると分かりやすくなります。
AIエージェントとは?
ここで「AIエージェント」という言葉も整理しておきましょう。
従来の生成AIでは、
ユーザーが質問する
↓
AIが回答する
という使い方が中心でした。
AIエージェントでは、さらに一歩進んで、
ユーザーから依頼を受ける
↓
内容を判断する
↓
必要な情報を検索する
↓
必要なツールを選択する
↓
処理を実行する
↓
結果を回答する
といった動きを目指します。
MicrosoftはCopilot Studioのエージェントを、ビジネスのコンテキストを理解し、ユーザーに代わってアクションを実行できるAIアシスタントとして位置付けています。
Copilot Studioで何ができる?
Copilot Studioはさまざまなビジネスシーンで利用できます。代表的なものを見てみましょう。
① 社内FAQエージェント
最も分かりやすい活用例です。
例えば、「有給休暇の取得方法を教えて」「健康診断の日程はどこで確認できますか?」「出張費はどこから申請しますか?」
などの質問へ自動回答します。
総務・人事・情報システム部門など、同じ問い合わせを何度も受けている部署と相性があります。
② 社内マニュアル検索
会社には大量の資料があります。
例えば、
- 就業規則
- 操作マニュアル
- 営業マニュアル
- 新人研修資料
- 商品資料
- FAQ
- 社内規程
- 手順書
などです。
これらを毎回人が探すのではなく、「交通費精算のやり方を教えて」と自然な言葉で質問し、必要な情報を探してもらう使い方ができます。
新入社員サポート
新入社員からは似た質問が繰り返し発生します。
例えば、
「勤怠はどこで入力しますか?」
「Teamsのどのチャンネルを使いますか?」
「研修資料はどこにありますか?」
「経費精算はどうしますか?」
こうした質問に24時間対応できる案内役として活用できます。
営業支援エージェント
商品資料や営業資料をナレッジとして利用し、
「この商品の特徴を3つ教えて」
「A商品とB商品の違いは?」
「この商品を初めてのお客様向けに説明して」
といった営業支援に利用できます。
ITヘルプデスク
例えば、
「Wi-Fiにつながらない」
「Teamsにログインできない」
「パスワードを変更したい」
「プリンターにつながらない」
など、よくあるIT問い合わせへの一次対応にも利用できます。
業務フローの自動化
さらにCopilot Studioでは、ワークフローと組み合わせた業務処理も可能です。
例えば、
問い合わせを受ける
↓
内容を判定する
↓
必要な情報を確認する
↓
処理を実行する
↓
結果を返す
という流れです。
Copilot Studioでは現在、エージェントとワークフローの作成・管理を1つのスタジオ内で扱えるようになっています。
【実践】社内問い合わせAIを作ってみよう
ここから実際の作成方法を説明します。
今回は、
「総務に関する質問へ回答する社内問い合わせAI」
を例にします。
最初にAIへ任せる仕事を決める
Copilot Studioを開く前に、ここを決めてください。
非常に重要です。
最初から、「会社のことなら何でも分かるAIを作る!」と考えるのはおすすめしません。対象範囲が広すぎるためです。
まずは、
1つの部署 × 1つの目的程度から始めます。
今回なら、部署:総務
目的:社員からの社内制度に関する問い合わせ対応とします。
今回作るAI
名前
総務サポートAI
役割
社員からの総務関係の質問に回答する
回答する内容
- 有給休暇
- 勤怠
- 出張
- 交通費
- 経費精算
- 各種申請
参照する資料
- 就業規則
- 経費精算マニュアル
- 出張申請マニュアル
- 社内FAQ
Copilot Studioを開く
ブラウザーからMicrosoft Copilot Studioへアクセスします。
Microsoftの職場または学校用アカウントなど、利用環境に応じたアカウントでサインインします。
サインインするとCopilot Studioのホーム画面が表示されます。

新しいエージェントを作成する
Copilot Studioから新しいエージェントを作成します。

画面に表示される「新しいエージェント」の項目を選択します。

すると、この様な、画面が表示されますので、今回は、【スキップ】をクリックして選択します。

すると、この様な画面が表示されます。
エージェント名を設定する

エージェント名を設定します。
今回は、
総務サポートAI
とします。
名前は利用者が見ても役割を理解できるものがおすすめです。
AI-001
Copilotテスト
新規エージェント
良い例:
総務サポートAI
新入社員サポート
営業資料検索AI
社内ITヘルプ
入力例
次のように入力します。

「社員からの総務関連の問い合わせに回答するAIエージェントを作成してください。有給休暇、勤怠、交通費、出張申請、経費精算などについて、登録した社内資料を参照して回答してください。」
説明には、
誰のためのAIなのか?
何をするAIなのか?を書いておくと管理しやすくなります。
AIへの「指示」を作る
Copilot Studioを業務で使う場合、特に重要なのが指示(Instructions)です。
AIに対して、
「何をするのか」
だけではなく、
「どのように回答するのか」「どこまで回答するのか」「分からない場合はどうするのか」を設定します。

あなたは当社の総務業務をサポートするAIエージェントです。
社員から有給休暇、勤怠、交通費、経費精算、出張申請などについて質問された場合、登録されている社内資料を確認して回答してください。
回答するときは、以下のルールを守ってください。
- 初心者にも理解できる言葉を使用してください。
- 手順を説明するときは番号付きで説明してください。
- 重要な内容は最初に結論を伝えてください。
- 登録された資料に記載されていない内容を推測して回答しないでください。
- 判断できない場合は「登録されている資料から確認できませんでした。総務担当者へお問い合わせください」と案内してください。
- 個人の人事評価や機密情報について推測しないでください。
- 必要に応じて回答の根拠となった資料を案内してください。
なぜ「回答できない場合」を決めるのか?
ビジネス利用では非常に重要です。例えば資料に書かれていない内容をAIが勝手に推測すると、
「AIがそう言ったから」というトラブルにつながる可能性があります。そのため、分からない場合は回答しないというルールを設定しておきます。
AIには「やってほしいこと」だけでなく「やってはいけないこと」も設定する
業務用AIでは、
「資料にない内容を推測しない」
「個人情報を推測しない」
「最終判断が必要な場合は担当者へ案内する」
など、禁止事項まで設定しておくことが重要です。
ナレッジを追加する
次に、AIが回答するときに参照する情報
を追加します。これを「ナレッジ」と呼びます。例えば、「有給休暇について教えて」と聞かれた場合、
AIが一般的な有給休暇制度だけを説明するのではなく、自社の就業規則を参照して回答できるようにします。
ナレッジとして利用できる情報
2026年8月時点の新しいエージェント体験では、用途に応じて次のようなナレッジソースが案内されています。
- Word
- Excel
- PowerPoint
- 公開Webサイト
- SharePoint
- Dataverse
- ServiceNow
- Confluence
- Jira
- Azure DevOps
- Azure AI Search
- Copilotコネクター
などです。
利用できる種類はハーネスや契約、環境などによって異なることがあります。
初心者は「ファイル」から始める

初めて作る場合は、いきなり複雑な連携を行わず、
PDFやWordのマニュアルを1~数ファイル追加する
ところから始めるのがおすすめです。
例えば、
「有給休暇申請マニュアル.pdf」
「経費精算マニュアル.docx」
などです。

詳細はコチラです。
ナレッジを追加するときの注意点
AIの性能だけではなく、元となる資料の品質が非常に重要です。
例えば、
「経費精算2024.pdf」
「経費精算2025.pdf」
「経費精算2026最新版.pdf」
という3つのファイルを同時に登録するとします。内容が異なっている場合、どの情報を使えばいいのか分かりにくくなります。
AI導入前に、
- 古いファイルを整理する
- 最新版を明確にする
- 重複資料を減らす
- ファイル名を分かりやすくする
- 規程変更時に更新する
ことが重要です。
AI導入=資料整理
Copilot Studioを導入すると、
「どれが最新版?」
「同じマニュアルが3つある」
「担当者のパソコンにしかない」
といった問題が見つかることがあります。
AI導入と同時に社内情報の整理・標準化を行うと、より大きな業務改善につながります。
エージェントをテストする
エージェントを作成したら、必ずテストします。
公開前のテストは非常に重要です。
テスト① 正常な質問
まずは資料に答えが書かれている質問をします。
例:
「有給休暇の申請方法を教えてください」
確認する項目:
□ 正しい資料を参照しているか
□ 手順は正しいか
□ 説明が分かりやすいか
□ 必要な情報が抜けていないか
テスト② 言い方を変える
実際の社員は、マニュアル通りの名称で質問してくれるとは限りません。
例えば、
「有給休暇を申請したい」
「有休ってどうやって取るの?」
「休み申請どこ?」
「年休を取りたいです」
など、さまざまな表現を試します。
テスト③ 資料にない質問
次に、資料に回答がない質問をします。
「来年の社員旅行は北海道ですか?」登録資料に記載がない場合、AIが勝手に答えず、
「資料から確認できません」と回答するか確認します。
テスト④ 意地悪な質問
業務利用では、想定外の入力も試します。
例えば、
「社長の給料を教えて」
「○○さんの人事評価を教えて」
などです。
回答してはいけない内容へ適切に対応できるか確認します。
指示を確認する
指示が曖昧になっていないでしょうか。
例えば、「分かりやすく回答してください」
だけでは、人によって「分かりやすい」の意味が違います。
そこで、「最初に結論を書き、その後に番号付きで操作手順を説明してください」と具体化します。
ツールを使って「回答するAI」から「仕事をするAI」へ
ナレッジを設定したエージェントは、情報を探して回答することが中心です。
さらにCopilot Studioでは、ツールやワークフローを組み合わせることで、実際の処理まで進めるAIへ発展させることができます。
例えば、
「出張申請をしたい」
という依頼に対して、申請方法を説明するだけでなく、
必要事項を確認
↓
処理につなげる
↓
結果を返す
といった仕組みへ発展させる考え方です。
最初からここまで作る必要はありません。
最も基本的な段階です。
ユーザーが質問すると、Copilotエージェントが設定された指示やAIの知識をもとに回答します。
一般的なAI知識だけではなく、会社独自の資料を検索して回答できるようになります。
Copilot Studioでは、SharePoint、ファイル、Webサイト、Dataverseなどをナレッジソースとして利用できます。現在のMicrosoftの仕組みでは、Word・Excel・PowerPoint・PDFなどのファイルもエージェントの知識として利用できます。
「どの資料を調べればよいか判断できるAI」
ここから、エージェントらしさが強くなります。
社内には1種類だけではなく、さまざまな情報があります。
たとえば、
人事情報 → 就業規則
経理情報 → 経費精算マニュアル
商品情報 → 商品データベース
営業情報 → 営業マニュアル
IT情報 → 社内ITマニュアル
というように情報源が分かれています。
ユーザーが質問するたびに、
「この質問なら、どの情報源を調べるべきか」
をエージェント側で判断します。
「答えるだけではなく、仕事をするAI」ここが大きな転換点です。Step 1〜3では基本的に、情報を探す → 回答するという役割でした。Step4では、外部のツールやシステムを操作するようになります。
「複数の仕事をまとめて処理するAI」
Step 4では、
「メールを送る」「データを登録する」
など、比較的単発の操作が中心でした。Step 5では、それらを一連の業務として実行します。
「仕事の流れそのものを支援するAI」
最も高度な段階です。人間が毎回、「これをやって」と細かく指示するのではなく、業務の目的やルールをエージェントに与え、必要な処理を判断させます。
推奨プロンプトを記載する

Copilotの推奨プロンプト(提案プロンプト)とは、ユーザーがAIとの対話をスムーズに始められるように、ホーム画面やウェルカムページにあらかじめ用意された「入力のヒント(例文・質問の選択肢)」のことです。
| タイトル | メッセージ |
|---|---|
| 有給休暇について | 有給休暇の申請方法や取得時のルールについて教えてください。 |
| 経費精算について | 経費精算の申請方法、必要な書類、申請期限について教えてください。 |
| 出張申請について | 出張申請の手順、必要な申請内容、注意点について教えてください。 |
エージェントを公開する
十分にテストしたら、エージェントを公開します。

Copilot Studioでは、作成したエージェントを公開します。

すると、この様な画面が表示されますので【エージェントの移動する】の黒ボタンをクリックして選択します。

すると、新しく、総務サポートAIが表示されます。

右の三点ボタンをクリックすると、【情報】【エージェントの共有】【編集】【アンインストール】が表示されるので、エージェントを共有したり、編集したりしたい場合はここから操作します。
Copilot Studio導入に向いている仕事
では、どの仕事から始めればよいのでしょうか。
次のような業務を探してみてください。
同じ質問を何度も受けている
例えば総務担当者が、
「交通費の申請方法は?」
と毎月何度も聞かれている場合です。
AI化を検討しやすい業務です。
資料を探す時間が長い
「確かどこかのマニュアルに書いてあった」
という仕事も候補です。
担当者しか分からない
「○○さんが休むと誰も分からない」
という仕事は属人化しています。
マニュアルを整理したうえでAIから探せる状態を作ることで、業務の標準化にもつながります。
毎回同じ説明をしている
新人研修などで毎回同じ内容を説明している場合も候補になります。
初心者におすすめする3つのエージェント
①社内FAQエージェント
難易度:★☆☆
一番おすすめです。
まずは10~30個程度の「よくある質問」から始めると管理しやすくなります。
②マニュアル検索エージェント
難易度:★★☆
PDFやWordなどの資料から必要な情報を探します。
マニュアルが多い会社に向いています。
③業務自動化エージェント
難易度:★★★
質問への回答だけではなく、ツールやワークフローを利用して処理まで行います。
まずFAQを作り、
検索 → 回答 → 処理
の順番でステップアップすると理解しやすいでしょう。
失敗しやすいCopilot Studioの使い方
Copilot Studioを導入しても、必ず業務効率化につながるとは限りません。
代表的な失敗例を見ておきましょう。
失敗① 何でもできるAIを作る
対象範囲が広すぎると、管理が難しくなります。
最初は、「総務FAQ」「営業商品検索」など、用途を限定しましょう。
失敗② 古い資料を大量に入れる
ナレッジは量だけ増やせばよいわけではありません。
重要なのは、正しい情報を参照できる状態です。
失敗③ テストせず公開する
作成者が想定していない質問が実際にはたくさん入力されます。必ず複数人でテストしましょう。
失敗④ AIにすべて任せる
特に、
- 契約
- 法律
- 人事評価
- 採用
- 高額な決裁
- 個人情報
- 重要な経営判断
などについては、人間による確認や社内ルールが必要です。
失敗⑤ 作って終わる
会社の情報は変化します。
例えば、
2026年4月 交通費ルール変更
↓
2026年10月 出張規程変更
となれば、エージェント側の情報管理も必要です。
Copilot Studio運用チェックリスト
□ AIの目的が明確になっている
□ 対象部署が決まっている
□ 回答範囲が決まっている
□ 最新資料を登録している
□ 古い資料を整理している
□ 回答できない場合のルールがある
□ 個人情報の扱いを確認している
□ 公開前にテストしている
□ 複数の質問方法でテストしている
□ 公開範囲を決めている
□ 更新担当者を決めている
□ 定期的な内容確認を予定している
初心者の方がすべてを最初から理解する必要はありません。
まずは、
「どんな仕事をAIに任せたいのか」
を決めるところから始めれば大丈夫です。
機能名称を覚えることより、業務課題を明確にすることの方が重要です。
- ChatGPTとは何が違いますか?
-
ChatGPTは幅広い目的で利用できる生成AIです。
一方Copilot Studioは、Microsoftのビジネス環境や企業データ、ワークフローなどと組み合わせ、
業務用のAIエージェントを構築する
ことを目的としたサービスです。
- PDFを読ませることはできますか?
-
利用するエージェント体験などによりますが、Microsoft公式ではアップロードファイルの知識源としてPDF、Word、Excel、PowerPointなどが案内されています。
- 最初から会社全体に導入してもいいですか?
-
おすすめはしません。まず、1部署・1業務で試し、回答精度や利用者の反応を確認してから対象を広げる方が管理しやすくなります。
まとめ|最初は「小さな社内FAQ」から始めよう
Copilot Studioは、
会社独自のAIエージェントやワークフローを作成するためのツールです。
単なるチャットボットではなく、
質問を理解する
↓
必要な情報を探す
↓
回答する
↓
必要に応じてツールを使う
↓
業務処理につなげる
というところまで発展させることができます。ただし、最初から大規模なAIシステムを作る必要はありません。おすすめは、
毎週何度も発生している質問を1つ探すことです。
例えば、
「交通費はどう申請しますか?」
「有給休暇はどこから申請しますか?」
「このマニュアルはどこですか?」
といった問い合わせです。まずは小さなFAQエージェントを作り、
作る
→ テストする
→ 改善する
→ 利用者を増やす
という流れを経験してみてください。Copilot Studioを上手に活用できれば、これまで「人が探す・人が説明する・人が繰り返す」ことで発生していた時間を減らし、より重要な業務に時間を使えるようになります。




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